花田勝さんとの・・・
今話題の「Chanko Dining 若」に行った。
テーブルの上には、若乃花(花田勝さん)の手形がプリントされた紙が置かれている。
紙に何が書かれていたかはあまり覚えていないが、驚いたのはその手形である
(「ちゃんこ」とは「あらゆる食事」を意味します、みたいなことが
書かれていたような・・・)。
なぜ驚いたのか?
小さいのだ。
とにかくその手は小さいのだ。
ボクも「大人の世界」に生きている。
しかるに、綺麗ごとは言わない。
相撲に「ショービジネス」的な要素があることもわかっているつもりだ。
しかし、それを割り引いても、「あの手」で横綱に上り詰めるなんて・・・。
若乃花が、どれほどの努力を重ねたのか、言葉など要らない。
あの手形を見れば一目瞭然だ。
「ボクも頑張らないとな」
そんなことを思いながら、一番人気の「塩ちゃんこ」を口に運んでいた。
すると、背後から声が・・・
「お食事中にすみません」
振り返ると、そこには花田勝さん本人が、一席一席、挨拶をするために立っていた。
「ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします」
そう挨拶されたボクは、思わず椅子から立ち上がって、
「すごく美味しいです! 頑張ってください!」
と、思わず手を差し出した。
彼は、くしゃくしゃの笑顔を作ってお辞儀をすると、「大きな偉業」を成し遂げたその「小さな手」で、何の偉業もないボクの「大きな手」を握り締めてくれた。
