サラリーマンの給料はなぜ生活費に消えてしまうのか?(36)
義務教育がひた隠す目からウロコの危険な経済学
第36話
エピソード5
サラリーマンは現代の奴隷か?(1)
以前、テレビで「債務奴隷」の一家を見た。場所はネパール。
債務奴隷とは聞き慣れないことばだが、要するに、父母、祖父母や曾祖父母はおろか、それよりもはるか昔、一体、いつの時代のことかすらわからない遠い昔に先祖がこしらえてしまった返済不能の借金を、現在もその子孫が奴隷として働くことで返済し続けているのだ。
債務奴隷の家系では,奴隷として生まれてきて,奴隷として働きながら,奴隷という運命が待っている子どもを生み育て、やがてはその子どもも奴隷として働き始める。ネパール政府の「債務奴隷の開放通達」の効力不足により、今なお、こうした人々が現存している。
債務奴隷の女の子が「学校へ行きたい」とカメラに向かって訴える様子に接して、私は、悲しさと、何もしてあげられない自分の無力さが悔しくて涙が止まらなかった。
罪もない人を生涯働かせ続ける奴隷制度。これほど醜く、また唾棄すべきモノはない。しかし、残念なことに、二十一世紀になった今でも、このように奴隷制度が根強く残っている発展途上国がある。内政干渉はできないなど難しい問題もあるかもしれないが、先進諸国が力を合わせて何とかできないものか。
この世界から一日も早く「奴隷」などと呼ばれる人が完全にいなくなることを願わずにはいられない。
さて、かくも嫌な響きを持つ「奴隷」であるが、みなさんはこの奴隷をどのように定義するだろうか?
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コメント
庶民の生活と債務に関するブログということで、当方の関連記事に紹介&リンクさせていただきました。
せっかくですから、トラックバックしましたのでご報告申し上げます(*_ _)
失礼いたしました。
投稿者: ピュア子 | 2006年11月09日 13:39