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サラリーマンの給料はなぜ生活費に消えてしまうのか?(55)

義務教育がひた隠す目からウロコの危険な経済学

< 第1話 からお読みください >

第55話

エピソード5
サラリーマンは現代の奴隷か?(20)

 実は、資本家と労働者の関係も、このレンタルDVDと同じなのである。

 「資本家は、労働者の持つ能力を、一日八時間、週五日間などのように、時間決めで買い取っている。決して、労働者本人を買っているわけではない。

 そして、買った以上は、実際にその労働力を消費する。すなわち、働かせるわけである。

 さらに言えば、このとき、その労働力の所有権はあくまでも労働者にある。労働者は、時間決めで労働力を売り、それを買った資本家が、やはり契約時間の範囲内でその労働力を消費しているに過ぎないからだ。

 「労働者は労働力の所有権は放棄していない」

 ここは押さえておきたい。

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