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「篤」が「あつし」に変わるまで(43)

< 第1話 からお読みください >

番外編3

- 本と書店と車と涙 -

 水曜日

それにしても腑に落ちません。
T書店はもういいとしましょう。
所詮、ボクにとってはアウェーです。

しかし、ボクのホームグラウンドであるM書店はどうしてしまったのか!
一体、今までにボクが何冊の本を買って稼がせてやったと思っているのか!
この本棚だって、俺の金で買ったんだろう!(←完全に壊れています、ボク)
どうしてもあきらめがつきません。

そこで、水曜日の夕方に「ひょっとしたら」と思い、足を運んでみました。
まずは、お約束の平積みコーナーです。
ありません。

「フッ。ここもやっぱり本棚扱いか」

しかし、本棚にもありません。

このような書店には、無期懲役、または一億円以下の罰金ぐらい科してもらいたいものです(笑)

この時点で、ボクは完全にあきらめました。

「ふん。これからの俺のホームグラウンドはT書店さ」

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