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『ホームレス中学生』を読んでみました

今年の大ベストセラー、『ホームレス中学生』を読みました。

感想は・・・

正直、「なぜこの本が百ン十万部も売れるの?」とは思いましたが、それでも、今年読んだ本でベスト5に入る秀作だったと思います。

『ホームレス中学生』とは言っても、ホームレス経験はほとんどありません
(冷静に考えれば当然ですよね)

麒麟の田村さんの自叙伝なのですが、この本がこれだけ売れた理由は、ずばり2つでしょう。

1つは、ほとんどホームレスの経験談は書かれていないのに、思い切って『ホームレス中学生』としたそのタイトル。

田村さんは、最後までこのタイトルに難色を示していたそうですが、これは、出版社の戦略勝ちですね。

もう一つは、ゴールデンタイムの番組で、周囲の人があれだけ持ち上げれば、それは売れて当然、ということでしょうか。

ただ、周囲の人があれだけ持ち上げてくれる。
すなわち、それだけの人格者である田村さんのお人柄の勝利といえるのではないでしょうか。

全編を貫いているテーマは、「母と子の愛情」です。

そして、

「死んでしまったお母さんが、他人から笑われないような立派な人間になりたい」

この気持ちがひしひしと伝わってくる好著に仕上がっています。

また、そういう思いで生きているからこそ、この本を周囲の人が盛り上げてくれる優しい人間に育ったのだと思います。

パクリと思われたくないので(笑)、念のために書いておきますが、実は、『エブリ リトル シング2』のある話も、まさしく、この「母子愛」をテーマにしています。
ボクがその作品を書いたのは、いつのことかすら覚えていないほど昔です。

そして、ボクは、『エブリ リトル シング2』の中で、次のようなテーマを訴えています。

「人間の価値はその人の棺おけに釘が打たれるときに決まる」は間違い。

「人間の価値はその人の子どもの棺おけに釘が打たれるときに決まる」

だから、親が恥ずかしい思いをしないような人生を送りましょう。

こんな作品があるのですが、まさしく、『ホームレス中学生』とテーマは類似しています。

『エブリ リトル シング2』の売り上げも、『ホームレス中学生』にあやかりたいものです(笑)

また、特筆すべきは、一番最後のエピソード、「十キロの女」

これには笑いました。
ただの活字で、1分以上笑いが止まらなかったなんて、初めての経験です。
今、こうしてブログを書いていても、笑いがこみ上げてきます。
さすがに、M-1常連のお笑い芸人の本領発揮といったところですね。

お勧めです!